システム開発の保守は決まった人しかできないという問題

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問題

うちの会社は受託開発をメインにしている。

今のところ新しいシステム開発や受託開発したシステム開発の追加や変更の仕事がすぐになくなることはない。

複数のシステム開発を請け負うこともあり、複数システムの開発が重なってくると一つのシステム開発に複数の開発者をアサインするのが難しくなる。これを繰り返していると、おのずとそのシステムが分かる人は開発した本人のみになるシステムが増えていき、そのシステムについての問合せはその人しか答えられなくなってしまう。

この問題はシステム構築の工数が少ないものに多い(おもに3ヶ月以内)、大きなシステムになれば最初から複数開発者を最初からアサインするので問題にならない。

 
 

この問題への対応

あるタイミングでシステム毎に最低2人の担当をつけるようにした。

狙った効果としては休みやすくすること。これでその担当者が休んでても顧客からの問合せに対応できる。これにより顧客満足度を向上させ、担当者の負担も軽減させることができる。

しかし、残念なことに忙しくなるとまた1人しか分からないシステムが増えてきた。

一匹狼が多いのも問題だ、チームで仕事するより一人で仕事したい人がいる。うちの会社では要件定義からシステム開発まで一人で行えるSEが多く全て一人でやろうとしてしまう。特に社員同士でコミュニケーションが取れない人はこうなりやすい。

 
 

仕様書で対応できないか?

仕様書を残すことで顧客からの問い合わせに全てこの応えることは難しい。

特にシステム拡張などの変更要求や問題の解析については全くだった。

もちろん仕様書は必要だ。なくても良いということではない。

しかし仕様書についても個人で書くレベルにバラツキや、納期や金額によってどこまで書くかが個人によって違うのも問題だが、これについては別の機会にしたい。

 
 

良いパターンも見つけた

お客様にとって必要度が増したシステムは拡張を繰り返し、1人では追加開発が間に合わなくなるので複数担当者でシステム開発を行ってくるようになる。

これがとても良い成功パターンだ。

 
 

他の問題もある

いくら追加開発が発生しても1人で対応しようとする技術者だ、しかしこれはこのシステムに担当技術者を増やすタイミングが非常に難しい、1人でなんとかしたい気持ちも分かるがこれはマネージャーが見てて判断するところだ。

技術者の割当が難しい場合がある。工数が非常に大きくなり技術者の数が足らなくなるシステム開発も発生する。マネージャーにその要求があがるとマネージャーはまず社内で調整しどうにもならない場合は外部へ協力したり社員を増やしたりすることが必要になる。

しかし外部への協力は急には難しい、こちらについては現在も何社かと調整に入っており、引き続き協力会社を増やす努力はしていく。
社員の増加については、わたし一人での判断では難しいので取締役に相談することになり承認がおりれば総務部に依頼して募集すると時間が非常にかかるのが問題だ。

 
 

これからの対応

やはり小さい開発でも2名体制で始めたい。この方が精神的にも楽だろうし、困ったときにも相談しやすい。

このためには社員を増やすことも重要だが、外注に任せるところは任せて、社員の作業量を減らすことにより並行するシステム開発を複数名担当にして、一人ひとりが別のシステム開発するのでわなく、複数名担当でどんどん終わらせていくように改善していく必要がある。

社員を増やす努力は継続する。それにより部署の新陳代謝を促し、色んなシステム開発に色んな考えをいれていく。

難しいかもしれないがチャレンジ精神を忘れずに挑戦したい。