働くこと

仕事で大切な満足度の正三角形が20年たっても心から離れない

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どうも!IT系サラリーマンブロガーのいっしーです。

約20年も前に、同業の社会人先輩から飲み会の席で教えてもらった三角形です。

この三角形を正三角形に保つことがサラリーマンとして重要なことの一つと聞きました。

 

あれから20年経ちますが、最近このバランスがめっちゃ悪い人をよく見かけます。

その度にこの話を思い出す・・・

バランスが悪いことが一概に悪いことではありません。相手や同僚も様々なので多少なりとも三角形の形は変わりますが、とんがってる人は要注意です。

 

このバランスが崩れるとどうなるのか?

システム開発会社で働いてきて20年で出会った人や、見てきた人を参考に分析してみました。

 

 

 

自分の満足度が高い

  • 自分にとってプラスになる仕事を選ぶ
  • 売上を重要視する
  • 自分の成績がなによりも大事
  • 情報を共有しない

 

 

自分の満足度が高い人はモチベーションも高い

 

自分のすることが絶対に正しいと思って他の意見をあまり聞きません。

今の情報過多の時代に一人の情報量ではたかがしれてます。他の人の話もよく聞くべきです。

 

売上を重要視するあまり、お客様が求めているもの以上のものを売る傾向にあります。

そこにお客様が満足する付加価値があれば問題はありません。

 

自分の成績がなによりも大事なので、情報をあまり共有したがりません。

大事な情報は自分が持っていることが満足なので、組織としての力は衰えていきます。

 

 

 

お客様からの満足度が高い

  • YESしか言わない
  • 利益がマイナスになっても受注する
  • とにかく訪問する

 

 

お客様の満足度は高い方がいいです。それはみんな分かっています。

 

しかし、お客様の要求をすべて答えることが、満足度があがることの全てではありません。

話を聞いて、あきらかにできないと思ったことは、そこでできないと言ってあげた方がお互い時間を有効に使えます。

 

利益マイナスの受注というのはするべきではありません。

お客様によっては満足度向上があがるかもしれませんが、お客様が一番困ることはシステム開発した会社がなくなることです。

 

電話で済むのに訪問したり、便利屋さんになっていることがあります。

お客様からの満足度は高いでしょうが、効率が悪くなるので会社からの満足度は下がります。

 

 

 

会社からの満足度が高い

  • 勤務態度がいい
  • 売上が多い
  • 給料以上に働く
  • 効率重視

 

勤務態度がいいことは良いことですが、適度に休憩などをとってほしいです。

わたしの会社ではお昼休み以外の昼寝は勤務態度が悪いことになるのですが、眠くなると効率が落ちて少しでも昼寝することにより効率が上がると実証されているので、あまり勤務態度にこだわらない姿勢も必要です。

わたしは昼寝賛成派です(^^)

 

早く出社して遅く退社する、少し以前ならこういう人が会社からの満足度は高かったですが、今はそんなことはないので早く帰れるなら帰りましょう。

その分、家庭サービスしたり、自分の勉強してもらえる方が最終的には会社からの満足度は高くなります。

 

効率を重視する方が、経費も抑えられるので会社からの満足度は高くなります。

 

 

 

大切なのは正三角形を保とうとする気持ち

正三角形にするのはすごく難しいことです。

しかし、そうしようとする気持ちが大切なんです。こういうことを知っておくことが必要です。

仕事していく上で、他にも大切なことがたくさんありますが、この三角形について知っておいて損はありません。

 

 

 

さいごに

この文書を書いてて思ったのが、自分を見つめ直すすごくいい機会になりました。

人との出会いがあったかこそ今の自分があります。

今まで働いてきて色んな人と出会い良い刺激をもらいました。今後も人との出会いを大切にしていきます。

 

大切なことは、毎日一歩づつでも成長すること

立ち止まってはダメです、それが新しい英語の単語を一つ覚えることや、プログラミング言語を学習する、製品について深く勉強する、本を読むなど何でもいいのです。

それも正三角形を維持するには必要なことなのです。

時代は刻々と変化しています、その変化に正三角形を合わせることも必要です。

 

お客様は安くしてくれるから必要としてくれているのではなく、ベストな提案やソリューションを提供してくれることにより必要性や価値を感じてくれてます。

会社が求めている社員価値の一つに「知識をどれだけシェアしているか」というものがあります。以前なら売上がトップだとかでしたが、間違いなく社員の価値も変わってきているのです。

 

 

さらに社員の個を優先するよりも、チーム力が必要な時があります。

その時には、この三角形とは別の能力が必要になることでしょう。

参考文書チームづくりに必ず役立つ!類人猿分類法の紹介