知念実希人「螺旋の手術室」は家族の愛の物語だった(医療ミステリー作品あらすじあり)

 

どうも!読書も大好きないっしーです

知念実希人の「崩れる脳を抱きしめて」を先日読んだばかりですが、続けて「螺旋の手術室」も読みました

結論からいうととても面白かったです
最初から最後まで読み始めると止まらなくなるほどでした!

オススメです

 

 

 

あらすじ

今回の物語も医者が主人公で、手術室でお父さんの手術を失敗して死なせてしまうところから物語が始まる

しかしこれは単なる手術の失敗ではなかったのだ

同じ大学の教授選があり、その候補者が次々と死んでいく連続殺人事件だった

お父さんが亡くなって、残された主人公の家族はお母さんと妹になった。お母さんは癌にかかっていて残りの命も短い。妹とも疎遠になっていてお互い近寄っていこうとしていない

おまけに妹は妊娠していて、、妹がこれから結婚しようとしている相手はマザコンでお母さんのいいなりとう状態

おまけにこのマザコン母さんの性格は最悪で、息子を取られると思って結婚を妨害までしてくる始末

こんな大変ななか主人公を友人の助けも借りながら一人でこの連続事件を解決していくのであった

 

 

 

知念実希人が描く主人公はいつも強い

知念実希人の本を数冊読んだが共通点が見えてきた。主人公が医者でとても強いのだ!

それは、精神的にも肉体的にもである

 

今回の物語については連続殺人についても、家族の事についても自分一人で全て解決している

知念実希人の新しい物語になるにつれ、だんだん主人公が強くなっているように感じる

 

なんせこの物語のすごいところが、ほぼ主人公の話であること
最初から事件を解決するまでが主人公なのだ

他の登場人物の話がほとんどないのだ。それも家族についてもほとんどない

家族についてもほとんど話がないので当然かもしれない
殺人事件なのでもちろん警察も登場してくるが、主に出てくるのは刑事の二人のみだった

 

 

 

クライマックスについて一言

こんなに病気を差別にしていいのか?という疑問もある

わたしは医療従事者じゃないので病気のことはよく分からないが、それでも病気に対しての差別がひどすぎると感じてしまった

 

おまけにこの作者は医者なのだ

お医者さんが病気をこんな風に描いてもいいものなのだろうか

 

今もこの難病で苦しんでいる人が読んだらどう思うのだろうか?

きっと悲しくなるだろう

 

少し後味が悪く感じてしまった

 

 

 

最初から最後まで面白い医療ミステリー

最初から最後までとても面白かった。解決したらあらたな問題や謎が出てきて飽きさせられない

これぞ知念実希人の真骨頂ともいえる医療ミステリー作品だ
知念実希人という医師でないと書けないと思えるほど

 

読み出したら止まらなくなった。時間を忘れて読みいってしまいました(^^)
わたしは読むのが遅いほうだが、それでも6時間くらいで読むことができました

医療ものらしく専門用語もでてくるのだが、わたしのような医療に詳しくないものでも説明もでてくるので読んでいて違和感を感じない

 

 

 

 

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