![PCX125(2BJ-JK05)](https://www.ishimotohiroaki.com/wp-content/uploads/2021/05/PCX125-1024x768.jpg)
2021年2月7日に納車したPCX125のオイル交換となります。
1,000kmをやっと超えたので初めてのオイル交換です。
PCXのオイル交換は初めてでしたが、めっちゃ簡単でした。
おまけにオイルフィルターがないので初回オイル交換時に必要なオイルフィルターの交換もありません。
目次
メーカー推奨オイルと交換時期
![推奨エンジンオイルと交換時期](https://www.ishimotohiroaki.com/wp-content/uploads/2021/04/推奨エンジンオイルと交換時期.png)
推奨エンジンオイルは、Honda純正 ウルトラE1
![ULTRA E1](https://www.ishimotohiroaki.com/wp-content/uploads/2021/04/PCXとE1-768x1024.jpg)
オイル交換時は0.8Lということなので、1L缶で余裕で足ります。
オイル交換時期については初回が1,000kmまたは1ヶ月。
以後6,000kmまたは1年毎となっています。
しかし、たった0.8Lしか入っておらず、エンジンの性能も使う割にはオイルの交換時期が長すぎる。
メーカー推奨の半分。
3,000kmまたは半年毎の交換がオススメ!
いつも5km以内しか走らなかったり、高回転を多用するような走りになる人は、もっと早く交換が必要です。
エンジンオイルはエンジンに多大な影響を与えるものなので、早め早めの交換がオススメです。
高価なオイルを入れるよりも、純正の安いオイルをきちんと定期的に交換するようにしましょう。
PCXのオイル交換に必要なもの
工具は、12mmのスパナもしくはソケットレンチが必要です。
オイル
Honda純正のオイルで十分です。
1L缶で販売されていますので量も足りてます。
ドレンワッシャー
こちらも高価なものは必要なく、デイトナのドレンワッシャーは実績も十分です。
オイル処理箱
古いオイルを入れる箱です。
地域によっては廃棄できないことがあるようなので、お住いの地域で確認が必要です。
わたしが住んでいる高知市では燃えるゴミの日に捨てられます。
オイルジョッキ
わたしは保管がしやすい蓋付きのものを使用しています。
PCXのオイル給油口は奥にあるので、オイルジョッキは必需品です。
ペーパータオル
ペーパータオルは必需品ではありませんが、あればとっても便利です。
手にオイルがついてしまった時、オイルのレベルゲージを確認する時など使えるシーンは思うより多い。
そのまま捨てられるのがいい。
オイル交換作業
- エンジンを2,3分かけて温める
- オイルゲージを緩める
- オイル処理箱をセットする
- ドレンボルトを取り外しオイルを抜く
- ドレンワッシャーを交換してドレンボルトを取り付ける
- オイルを入れる
- オイルゲージで量を確かめる
- エンジンを2,3分かけてオイルの量とオイル漏れなどがないか確認する
オイルゲージを緩める
![オイルゲージ位置](https://www.ishimotohiroaki.com/wp-content/uploads/2021/04/オイルゲージ位置-1024x768.jpg)
オイルゲージは車体の右側、マフラーの近くにあります。
マフラーは高温になる可能性があります。
マフラーに気をつけてオイルゲージを手で緩めます。
少し左に回せばオッケーです。
ドレンボルトの取り外し
![ドレンボルトの位置](https://www.ishimotohiroaki.com/wp-content/uploads/2021/04/ドレンボルトの位置-1024x768.jpg)
ドレンボルトは車体の左側、センタースタンドの前にあります。
12mmのナットボルトです。
手で回せるくらいに工具で緩めておきます。
![廃油ボックス](https://www.ishimotohiroaki.com/wp-content/uploads/2021/04/オイル処理箱セット-1024x768.jpg)
オイル処理箱をセットして手で緩めていき取り外します。
ドレンワッシャー交換
![ドレンワッシャー交換](https://www.ishimotohiroaki.com/wp-content/uploads/2021/04/ドレンワッシャー交換-1024x768.jpg)
右が古いドレンワッシャー、左が新しいデイトナのドレンワッシャーです。
ドレンワッシャーを交換しておきます。
オイルが抜けたらドレンボルトを取り付けます。
この時、力のかけすぎには注意してください!
緩んで落ちない程度にしまっていれば十分です。
感覚的にいうと、ドレンボルトをしめていくとドレンワッシャーがクッと潰れる瞬間があります。それくらいしまっていれば十分です。
オイルゲージ取り外し
![オイル給油口](https://www.ishimotohiroaki.com/wp-content/uploads/2021/04/オイル給油口-1024x768.jpg)
オイルゲージを取り外し、オイルが入れられる状態にします。
オイルを入れる
![オイルジョッキ](https://www.ishimotohiroaki.com/wp-content/uploads/2021/04/オイルジョッキ-1024x768.jpg)
オイルジョッキに0.8Lのオイルをいれて、PCXのオイル給油口からオイルを入れていきます。
コツはゆっくり注ぐことです。
急いでいれようとするとすぐに逆流して溢れ出してしまいます。
オイルゲージでオイル量を確認する
エンジンが温まっている状態で、オイルゲージをさしてオイルの量を確認します。
![オイルレベルゲージ](https://www.ishimotohiroaki.com/wp-content/uploads/2021/04/オイルレベルゲージ.png)
オイルは入りすぎてても、足らなくてもだめです。
オイルレベルゲージはねじ込まずにさすだけで確認します。
上限と下限の間にオイルがあることを目視します。
オイルレベルゲージを手でしめたらオイル交換は完了です。
バイクの下にオイル漏れなどがないか確認しておきましょう。
OIL CHANGE リセット
![](https://www.ishimotohiroaki.com/wp-content/uploads/2021/04/オイル交換ランプ-1024x768.jpg)
最後にリセットという作業を行いOIL CHANGEランプを消灯します。
SETスイッチとSELスイッチの同時押し(約2秒)からスタートです。
SELスイッチを何度か押して、「OIL CHANGE」を点滅させます。
![取扱説明書リセット](https://www.ishimotohiroaki.com/wp-content/uploads/2021/04/リセット-941x1024.png)
次回交換走行距離を設定することでリセットされて「OIL CHANGE」ランプが消灯します。
何度でもやり直しできるのでゆっくり作業してください。
わたしは次回3,000kmで設定しました。
まとめ
センタースタンドがついていることもありオイル交換作業はめっちゃ簡単でした。
ドレンボルトの位置も作業しやすいところにあるので、12mmのメガネでも取り外すことができます。
ソケットレンチを使うとさらに作業しやすくなります。
難点があるとすれば、オイルの給油がしずらいことくらい。
しかし、これもオイルジョッキがあれば何のそのです。
自分でオイル交換するのは自分の空いた時間で作業できるのがいいですね。
バイク屋さんに持っていったり、待ったりする時間がないので時間を有意義に使えます。
写真を撮りながら作業しても約30分でオイル交換できました。