それは突然やってきました。
毎日通勤に使っているWR250Rのエンジンがかからない。
昨日まではあんなに調子良かったのに・・・
毎日乗っているのでバッテリーが弱って電圧不足になっているとは思えない。
バッテリーの突然死も経験あるが、押しがけすると普通に走れるのでそれも考えづらい。
現象
セルボタンを押してもエンジンチェックランプが点灯するだけでエンジンはかかりません。
セルボタンを押すと「カチッ」と音がします。
原因調査
スターターリレーは左カバーの奥にあるので、シートと左カバーを取り外す必要があります。
上の写真がWR250Rについているスターターリレー本体となります。
車体の左側のカバーを外すとバッテリーの後ろにあります。
スターターリレーをキャンセルしてエンジン始動するかの確認
スターターリレーにバッテリーケーブルをつないで、スターターリレーを使わずにエンジンが始動するか確認しました。
元気よくセルもまわってエンジンが始動しまし。た
各部をテスターで調査
スタータリレーの前後や、セルモーターの入り口などもテスターで調べて、間違いなくスタータリレーに問題があることが分かりました。
スターターリレー交換
部品はスタータリレーアセンブリとなり、品番は「3D7-81940-00」となります。
- スターターリレーを手前に引き抜きます
- 8mmのスパナを使って、ケーブルを外します
- スターターリレーにささっているカプラーを外します
左が取り外したスターターリレー
右が新品のスターターリレーです。
カプラーをさして、ケーブルを取り付ければ完成です。
カバーを取り付ける前に始動テストをします。
めっちゃ快調にエンジンがかかりました。
左カバーとシートを取り付けて完成。
まとめ
スターターリレーの交換は簡単ですが、本当に原因がスターターリレーなのか調べるのが素人では難しいです。
エンジンがかからない現象はスターターリレーの故障だけではなく、バッテリーあがりやプラグの寿命など他にも色んな原因が考えられます。
できれば日頃から行きつけのバイク屋さんや、相談できるバイク屋さんを見つけておきましょう。
原因調査はプロに任せるのがいい。
ちなみにスターターリレー本体の値段は5,192円(税込み)となります。
自分で交換したらめっちゃ安いです。